新型コロナのおかげでインフルエンザでの死者激減!?

経済学者の池田信夫のブログによると(12月15日付け)、新型コロナの蔓延で今年はインフルエンザの感染者が激減しているという。

日本では、このところ毎日のように「新型コロナウイルスの感染者数が過去最高を更新」している。私の住む札幌市でも毎日200人前後が感染しクラスターも深刻、死者数は10人以上の死者数である。日本全国の死者数はとうとう2000人台から3000人台をうかがう動きになってきた。

しかし、インフルエンザはどうかと言うと、昨年の11月から今年12月までの一年間で患者数は202人だそうだ。これは前年同期の729万人、2年前の1210万人に比べると激減している。

感染者数が202人ということは死者数は何人ということになるのか。ほとんどゼロに近いことになる。日本におけるインフルエンザの感染者数は毎年1000万人前後おり、死者数は1万人前後だから、新型コロナウイルスはインフルエンザを駆逐したということになる。



その結果どういうことが起きているかと言うと、以下、池田信夫のブログから引用する。

人口統計によると今年9月までの死者数は累計で約1万8000人減っているという。このペースだと、今年の死者数は昨年より約2万4000人減ると予想される。増え続けてきた死者が逆転し、自然減が3330人減った。少子高齢化の日本で、一時的にせよ人口が下げ止まったのだ。

しかし、池田信夫の説はここからが面白い。以下引用する。

日本政府の感染症対策は、今までのところ成功と評価できる。死亡率が欧米より二桁も少ない原因は、自然免疫や交差免疫などの生物学的要因だと思われるが、移動制限や接触制限の効果もあっただろう。むしろ経済的なダメージが、感染症対策の効果よりはるかに大きい。
超過死亡を感染症被害の客観的な指標と考えると、それがマイナスだということは日本の感染症対策は過剰だったということを示す。

という具合である。つまり、日本の新型コロナウイルス対策はある程度効果的ではあったが゛やりすぎ゛だということを池田信夫は言っているのである。感染者数の急増でGO TOトラベルは一時停止になっている。

年末年始の稼ぎ時を前に、ホテル、旅館など旅行業界は悲鳴を上げている。゛せっかく仕入れしたのに゛キャンセルが殺到して゛滅茶苦茶な状態である。「GO TOトラベルは東京オリンピックまでにホテル業界を倒産させないためのものだ」と批判する識者もいる。

もちろん。池田信夫も「このままgo TO トラベルを続けろ」と言っているわけではない。「流行がピークアウトしたら移動制限をやめ、通常の生活に戻すべきだ」と言っている。

それよりも、海外からの渡航者への規制が緩くなっているのが気になる。フリーパスに近い状態になりつつあるのではないか。台湾のように渡航者は2週間厳格に隔離するという対策を日本も徹底医すべきであるし、マスコミ、識者はもっとそのことを指摘するべきであろう。

 

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