週刊新潮「食べてはいけないー超加工食品実名リスト第2弾」を興味深く読む

週刊新潮の2月7日号には「食べてはいけない超加工食品実名リスト第2弾」と題する特集記事が掲載されている。昨年夏同誌では、2カ月以上にわたり゛食べてはいけない゛食品の特集が連載されて、私も毎週のように誌を購入して興味深く読んだ。
今回は、第2弾とあるように前週の1月31日号に第1弾が掲載されているのであるが、あいにく買いそびれてしまったのだが、今号については女房が発売に気が付いて購入してきてくれた。
さて、読んでみての感想なのだが、どうも記事の内容がちょっと複雑で、なんだがピンと来ないというのが本音である。
今回の特集のネタ元になったのは、フランスのパリ第13大学の研究者たちが、世界四大医学雑誌の一つに数えられるというBMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)誌に発表した論文である。
その論文によると、「食事における゛超加工食品゛の摂取割合が10%増加すると、がんリスクが12%有意に上昇したという内容で、乳がんリスクも11%上昇した」そうだが、この「リスクが11%上昇した」という意味がよくわからない。
リスクがたった11%上昇したしたということは、必ずがんになるということなのか?この言い回しがよくわからない。昨年の週刊新潮の特集でも感じたことだが(週刊文春も批判している)、ずいぶん大げさに言っているように感じられる。



さて、今回のパリ第13大学の調査では、18歳以上の10万4980人が対象にされており、(平均年齢値42歳)で、追跡調査期間は2009年から2017年までの8年間ということである。
週刊新潮の前号では、パンとインスタント食品などの「超加工食品をできるだけ食べないことが、誰もが手軽にがんのリスクを低減できる」術であると紹介したそうである。
今号では、超加工食品として、レトルト食品と超加工お菓子をワースト順にランキング化している。同誌が゛超加工食品゛と認定するのは、特徴的な添加物が多く使われているということらしい。
今回私は、゛超加工お菓子゛について、その特徴的な添加物に着目してみた。それは香料、化学調味料、人工甘味料、着色料、色素、発色剤、増量剤、光沢剤、乳化剤、隔離剤、たんぱく加水分解物、転化糖、異性化糖の13種類である。
同誌では、避けたい「超加工お菓子ワースト62」としてランキング化している。ランキングの第1位はクラシエフーズの「ポッピンクッキンたのしいおまつりやさん」というお菓子で、実に添加物などが14種類も使われている。
私がたまに食べていた「亀田製菓の柿の種」は、このランキングには入っていないが、同社の同じ商品の「亀田の柿の種梅しそ」と「亀田の柿の種チョコ&アーモンド」はランキング入りしている。
ランキング1位には14種類、ランキング同率6位は9種類もの添加物が使われているというから驚く。これら添加物は多くは「商品を長持ちさせるため」か「商品の見栄えをよくするため」に使われるということらしい。
ただ、私が気になったのは、これら超加工食品に特徴的な添加物等の中に、植物油脂が入っていないことである。植物油脂にはトランス脂肪酸が含まれている確率が非常に高く、こちらのほうが問題である。
ということで、私は植物油脂の入っている゛お菓子゛はなるべく食べないことにしている。しかし、それは大変難しい。ありとあらゆるお菓子には゛植物油脂゛が使われており、使われていないお菓子を探すのは大変難しいのである。
最後にパリ第13大学の論文では、超加工食品の製造過程で生じる「アクリルアミド」という発がん性物質の存在を指摘していることに注目した。
AGE牧田クリニックの院長・牧田善二医師は以下のような警鐘を鳴らしている。

 

高温で加熱した食品に大量に含まれ、揚げた炭水化物、特にポテトチップスなどのスナック菓子やフライドポテト、ビスケット、ドーナッツなどにたくさん入っている。油で調理して時間が経過した食品には、過酸化脂質という発がん物質もあって動脈硬化の原因にもなる。こうした点からポテトチップスは最悪の食品と言えます。

ということで、ポテトチップス、フライドポテト、ドーナッツ、ビスケットは私は今日から食べる気がしなくなったのである。


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