それでもやっぱり貴乃花親方を支持したい…

弟子の貴公俊による付け人への暴行事件で、日本相撲協会から師匠の貴乃花親方への処分が決まった。3月29日の協会理事会では、春場所での無断欠勤と付け人に暴行した貴公俊の監督責任の二つが問われ、二階級の降格処分が下され、親方の階級で最下位の年寄りとなった。
先月の私のブログで「貴乃花親方がんばれ」と書いた後、事態は急展開してしまった。私もこの展開は全く読めなかった。日馬富士の暴行事件、白鵬の処分への不服から、内閣府に「告発状」を提出した矢先のこの暴行事件で、貴乃花親方は一転窮地に追いこまれたのは周知のとおりである。
それにしても、親方が孤軍奮闘しているときに暴力事件を起こす貴公俊という弟子はなんというお馬鹿なのだろう。本来なら貴公俊は破門になってもおかしくないと思うのだが、弟子を破門にしたら、自分は廃業しないのかと世間から批判されるだろうし、本当に困ったものだ。



新聞報道によると「傷害事件への協会の調査を不服として内閣府公益認定等委員会に提出した告発状を貴公俊の暴行を機に取り下げ、一連の騒動は終息するとみられる」とあり、貴乃花親方の゛たった一人の反乱゛は終わるのだろうか。
この三週間余りの動きの中で、私にはどうも合点のいかないものが二つほどある。一つは親方の集まりである年寄り会が、貴乃花親方を呼んで吊るし上げした件である。その場で貴乃花親方は謝罪したとされている。
この親方衆にしても結局は「八百長やむなし派」なんでしょう?貴乃花みたいにガチンコを通したら「体が持たない」と言っているのだから。八百長集団が「みんなのことも考えろ」と貴親方に迫り「これ以上騒ぐな」と言っているだけなら、「やかましい」と言いたくなる。
特に無断欠勤など貴親方の放漫ともとれる態度を、日ごろから良く思っていなかった人は少なくないようだ。春場所でも会場に10分もいなかったとか、すぐいなくなったとか、評判がよろしくない。
貴親方の応援団の立川志らくも、これには貴乃花親方は擁護したが、彼のすべてが正しいなんて言っていない」と説明し、謝罪などはしないと言っているようだ。私も同感である。私も貴親方が何故そういう態度を取るのか首をひねることもあった。
それには、たった一人の反乱はかっこいいかもしれないが、プレッシャーも相当あるのだろうなと思うことにしていた。多分、「仕事が手に付かない」という状態だったのではないかと思う。ここでも私は貴親方を擁護したい。



何故なら、本来協会を監督指導するべき立場にある文科省なり政治家なりが、何も反応しないという異常事態の中で、すべて自分がやらなければならないという状況に置かれたら、いったいどうすればよいというのだろうか。ほかに仕様がなかったのではないかというのが、私の思いである。
たとえば、文科省は「黒幕の白鵬の処分が甘すぎる」と協会の調査決定を覆し、再調査を命じるとか。今回も、貴親方ばかりの処分が目立つのは納得がいかない。暴力事件を起こした峰崎親方、春日野の親方の暴力問題も「きちんと結果を出すように」とか、指導するべきだと思う。
それが、本当に「何にも言わない」のである。「なんとか言え」と言いたくなるのである。(もしかして、文科省など役人にとって日本相撲協会は大事な天下り先ということなのか)。こんな暴力(八百長も)問題ばかり起こす公益財団法人がほかにあるのだろうか?日本相撲協会は公益財団法人というより指定暴力団である。税制で優遇措置を受け、高い入場料を取って高給を分け合う。やりたい放題である。
厳しくお灸を据えるべきである。貴親方ではなく、八角理事長らにである。「長いものに巻かれろ」は日本文化の一つのセオリーであるが、それを拒むと悲惨な目に会うという事例なのか。と、こんな風に考えるのは私だけだろうか…。

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